ちびろくと沖縄その２　旅行１日目[03/06/21]

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スケジュール

１日目

旅行１日目

2003/06/21 Sat.

福岡→那覇　　JAL923　10:10発11:45着

レンタカーを受け取る

沖縄協同病院

国際通り

昼ゴハン

「さかえ屋」＠公設市場の２階の食堂

ラフティ、ソーミンチャンプルー、味噌汁定食

JUSCO

ちびろく、アバレブラック＠ビニール人形をゲット
パイナップル、マンゴー、マンゴスチン、ランブータンをゲット

夜ゴハン

「A&W」

バーガー各種。激マズ！！！

ザ・ブセナテラス到着

フライト

JAL923(10:10発11:45着)

今回の旅行は、とんでもないハプニングからスタートした。
事の発端は、動く歩道の逆走を企てたちびろくさま。やめなさいと睨まれても知らん顔して行こうとして、とーちゃんにこっぴどく叱られたのだ。

まだ元気

「（そんなに悪さばっかりするなら）もう沖縄行かん！帰る！」
業を煮やした夫がちびろくの腕を引っ張り、引き摺って歩き出した。当然ちびろくは大泣きで
「いやー！おきなわいくぅーーー！！」
と体をよじって抵抗する。ちびろくを夫に押し付け店を物色していたわたしはなんとなーく後ろめたく、とりあえず夫に任せていた。一連の儀式が終わったところで号泣するちびろくを抱っこする。
「叱られたねぇ。でも、今のはちびろくが悪かったでしょ。」
「いたいー、いたいー」
「あぁ痛かったねぇ。ヨシヨシ」
ちびろくは都合がわるくなるといつも「いたい」と泣くのである。久しぶりにひどく叱られてショックも大きかったのだろう。ヨシヨシと抱きしめて、肩をやさしく撫でてやる。

しかし。
泣き止みません。

目もウツロ･･･。

いつもならひとしきり泣くと落ち着くのだが、今回はいつまでも痛いと言って泣いている。
試しにTシャツを肩袖脱がせ、肩から腕を確認するが特に赤くなっていたり腫れたりしているわけではない。それでもこんなに痛がるのは普通じゃない。
自分の右手で左手の手のひらをぎゅっと握って固定して、絶対に腕を動かさないし、無理に動かそうと手を伸ばすといやがって逃げていく。

原因は腕をひっぱられたことだから、筋を痛めたか肩が抜けたか、それともまさか骨折か。腫れや内出血、変形がないことから判断すると、とりあえず骨折ではないだろう。肩の辺りも確かめるが、左右の違いはないようだから脱臼はしていないだろう。以前読んだ育児雑誌で、「子どもの腕が抜けた」事例があったことを思い出す。その場合、整骨院での簡単な治療でスグ治っていたと記憶を辿る。

見た目は何の外傷もないこと。
とりあえず泣き止んで落ち着いていること。
沖縄のJAL係員に連絡して、すぐ診てもらえる病院を紹介してもらうこと。
それだけを頼りに出発を強行したが、本当にそれでよかったのかと胸が痛む。飛行機の中でちびろくは、もらった飛行機のおもちゃでしばらく遊び、ジュースを飲んでトロトロ眠った。眠れるということは「眠れないほど痛みがひどい」というわけではないのだろう（←希望的観測）。
行き先が沖縄でよかった！保険証も持ってきているし、病院へもすぐ行ける。

飛び込んだ先の沖縄協同病院で、ちびろくは「肘内障（ちゅうないしょう）」と診断された。肘の関節が少しだけはずれた状態らしい。診察して、レントゲンで状態を確認して、センセエがちびろくの腕を取り、ちょいちょい、とねじりあげた。（←そんなふうに見えたんだもーん！）
ぎゃーと泣いたちびろくを抱っこして、一通り説明を受けた後
「もう動かせるはずだよ。シャツを着てごらん」
と言われたときは、ちびろくはケロッと元通り。あれ、というように泣き止んで、そそくさとTシャツの袖を通す。診察室から出たときは元気いっぱいやんちゃ小僧。
「おしっこもれるよぅ」
と叫んでトイレへ一目散に駆けてった。

よかったー！もう痛くないんだね。すっかりいつものちびろくだ。
「あばれんぶらっく、かってね！あばれんぶらっく！」
「うーん。買うちゃる、買うちゃる！」
元気になったちびろくに、ほっと胸を撫でおろしたのであった。

牧志公設市場

１階は鮮魚店や精肉店、乾物加工店が軒を連ね、２階は食堂になっている。
アジアっぽくてすごーく楽しい。

カラフルなお魚たち

「あばれんぶらっくがない～」
と不貞腐れるちびろくをなだめすかし、とりあえず２階の食堂へ。一連の騒ぎも落ち着いて、お腹はもうぺっこぺこ。ラフティや野菜チャンプルー、ソーミンチャンプルーといった沖縄料理をチョイスして、やっとごはんにありついた。
この市場はざっくばらんな感じがすごーく面白い。
お店のオバチャンは気さくで親切だし、ごはんも結構おいしいのだ。

ラフティ＠800円

１階の魚屋さんで魚を買って２階の食堂で調理してもらうこともできる。魚屋のオバチャンにリサーチしたところ、５０００円で調理用魚３尾（唐揚と中華風あんかけ）および刺身用魚１尾になるらしい。

「あばれんぶらっくは～？」

これが妥当な値段なのか、わたしにはよくわからないが、交渉次第でもっと安くなりそうな雰囲気だ。しかしオバチャン相手に交渉するにはわたしは年季が足りないカモ。

ぶた～

魚を買うのはいつもスーパーマーケットの切り身だし、
どのくらいが適正な値段なのか、とても判断つかないわ。

とりあえず各種ランチョンミート＠缶詰をゲットして、市場を後にした。
「ここ、あばれんぶらっくないやん！」
と、最後まで不満げなちびろくであった。

ザ・ブセナテラス

空港から車で９０分。部瀬名湾に立つ贅沢なリゾートホテル

「しまじろう、ねんねしてる～」

宿泊先は、去年と同じザ・ブセナテラス。
「ほてるのおうちにおとまりするのー？」
と、ちびろくもゴキゲンだ。
エントランスに車をつけるとさっとドアが開けられて、荷物はポーターがかっ攫う。チェックイン以外の場合でもエントランスに車を乗り入れると、駐車場まではスタッフが運んでいってくれるのだ。もちろんお出かけの場合には、車を取ってきてくれる。もしくはホテルの送迎車で駐車場まで送ってくれる。暑い中荷物を抱え駐車場まで歩いていく必要もなく、荷物の多いわたしたちにはすごーく助かるサービスだ。

ガーデンビューの部屋ではあるが、窓からはプールも海も見える。去年と同じ造りのタイプの部屋で、なんとなく安心という感じ。同じホテルということで、ちびろくも落ち着くし、勝手もちゃんとわかっているので過ごしやすいのはうれしいや。
生成りのレースで揃えられたリネン類はかわいいし、着心地のよいパジャマとスリッパ、プール用のガウンが備付け。ほかにもバスオイルや化粧品のセット＠エリクシールの化粧水・乳液・洗顔フォームといったアメニティが準備され、女心は大満足。
試しにお願いしてみたら、子ども用のパジャマ、スリッパ、歯ブラシも準備してくれた。大人用のものとおそろいで、サイズが小さいだけなのだが、これがすごーくかわいいのだ。ちびろくの宿泊代はタダなのに、すまないねぇという感じ。ほかにもアバレンジャーの放送時間を確認してもらったり、ちびろく用のブランケット（←ブランケットはないということで、バスタオル２枚貸与された）をお願いしたり、すっかりくつろぎモードである。
あぁお休みはうれしいねぇ。明日はプールで泳ごうねぇ。
やはり今年も片方のベッドマットを床に落とし、ちびろくといっしょに眠るのであった。

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